ヴィッツ鈑金塗装(編集すると?)
- 2013年10月27日 |
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ヴィッツの左リヤドアとサイドパネル下部の板金修理です。
写真では分かりにくいのですが、特にサイドパネルが凹んでいます。
硬くて板金しにくい部分です。
まず、板金する部分の塗装を剥がします。
引き出し板金用のチップを溶接し、引き出します。
損傷部が硬いので、チップをつめて溶接し、強めに引いていきます。
引き出しが終り、大まかな形が出たところ。
その後、パテという粘土のようなものを盛り、乾燥硬化後、削り形を出していきます。
サイドパネルにはアーチ上のプレスラインがあり、再現に時間がかかりました。
中塗り塗装のサフェーサーを塗装したところ。
サフェーサーが乾燥硬化後、目の細かいサンドペーパーで研磨し、最終的な面を出していきます。
塗装する面を清掃し、非常に細かいキズを付け塗装の食い付をよくする「足付け」や「脱脂」「マスキング」の後、「色あわせ」をし、上塗りに入ります。
上塗りはブルーのメタリックのカラーベース層と透明な塗装のクリヤー層の2層構造になります。
写真は、ブルーのメタリックのカラーベースを塗装している途中です。
表面のツヤがありません。
クリヤー層を塗装したところ。
ツヤが出ましたね。
上塗り塗装の乾燥硬化後、磨きをかけます。
上塗り塗装時にはホコリ等が付かないよう、塗装用のブース内で塗装します。
ですが、全くホコリ等が付かないわけでなく、多少は付着してしまいます。
ですので、ホコリになった部分を非常に目の細かいサンドペーパーで研磨します。
その後、コンパウンドで磨き、非常に目の細かいサンドペーパーのキズを消していきます。
磨き作業も終り、完成しました。
修理料金約4万円になります。