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日産ノートの左側のフロントドアとリヤドアの板金塗装修理です。
プラスラインの部分を擦ったのか、凹みと歪みがあります。

修理にあたり、まずはじめに、損傷部分の塗装をサンダーで削って剥がします。

露出した鉄板に、５円玉のようなワッシャーをスタット溶接し、凹んだ部分を引き出します。
凹んだ部分がある一方、擦ったことによって凸部になった部分もあります。
凹んだ部分を引き出しつつ、凸部は叩き込みます。

板金修整が終わりました。

板金による修整が終わったら、粘土状のパテを盛ります。

パテは乾燥硬化後、粗めのサンドペーパーで削って形を出していきます。
削ってはパテを盛り、削ってはパテを盛り、と、何度か繰り返すことのより最終的な形を出していきます。

パテによる整形が終わったら、中塗り塗装のサフェーサーをスプレーします。

サフェーサーはパテ整形時の粗めのサンドペーパーにキズを埋めてくれます。
またサフェーサーには防水効果や防錆効果などもあります。

サフェーサーの乾燥硬化後、細かめのサンドペーパーで磨いで、最終的な塗装面を出していきます。

塗装面が出来たところで、上塗り塗装の工程に入ります。

上塗り塗装の色をあわせます。

それから、塗装する面の「清掃」と、脂分やワックス分を取り除く「脱脂」をします。
また、塗装面に非常に細かいキズをつける「足付け」をします。
「足付け」をすることにより、細かいキズに塗装が入り込み、塗装がしっかりと食いついて密着します。
地味な工程の「足付け」ですが、しっかりと行わないと、後で塗装が剥がれるといったトラブルの原因になります。

塗装しない面をカバーするマスキングのあと、上塗り塗装に入ります。

サフェーサーの色が透けていないかとか、ムラが出ていないかなど、色あわせ用の強力なライトで様々な方向から光をあてて確認しながら塗装します。

上塗り塗装が終わりました。

上塗り塗装の乾燥硬化後、磨きの工程に入ります。

上塗り塗装は、塗装時に細かいホコリなどが付着しないよう「塗装用ブース」の中で塗装します。
ですが、多少のホコリはついてしまっていて、ブツ状になっている箇所もあります。
ブツ状の部分を目の細かいサンドペーパーで削って、そのあとコンパウンドを使って磨きます。

磨きも終り、マスキングも外し、外した部品も取り付けて、完成しました。

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所在地　　329-4308　栃木県下都賀郡岩舟町下津原1150-1
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携帯　　　090-4946-9050
定休日　　日曜日　年末年始　ＧＷ　お盆休み　（祭日は営業しています）
営業時間　ＡＭ8：45～ＰＭ19：00
（営業時間内であっても、外出などにより不在となっている時もあります。
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